ベトナムの証券会社でオススメはVCSC

2019年8月21日

ベトナム個別株に投資している日本人はSBI証券を利用している方が多いかと思いますが、SBI証券のベトナム株取引はコストが非常に高いです。

SBI証券のベトナム株取引は為替手数料が高い

SBI証券では為替手数料として、市場レートに10,000VND当たり2円が加算されます。
10,000VNDは現在47円ぐらいなので、手数料率で往復約8%となります。

売買手数料も2.16%(往復4.32%)と、かなり高めです。

簡単に言うと、SBI証券でベトナム株取引を始めた時点で10%の含み損みたいなもんです。

ベトナム現地証券会社の場合、ぐっと安くなります。しかしここでもよく選ばないと高いコストを払うはめになります。

VNダイレクト証券は口座維持費が高い

有名どころは日本語が通じるVNダイレクト証券ですが、ここは以下のコストが掛かります。

⚫口座開設費 100$
⚫口座維持費 180$/年
⚫購入手数料 0.15%
⚫売却手数料 0.25%

口座維持費で180$はかなりキツイですね。

VCSCは口座維持費が無料

私が利用しているのは

Viet Capital Securities Joint Stock Company(VCSC)

です。
VCSCのコストは、

⚫口座開設費 無料
⚫口座維持費 無料
⚫売買手数料 0.4%(1億VND以下の場合)

となっています。
VCSCの利点は「支店に行けば全部手続きをやってくれる」ということです。
当初はWEBサイトから手続きしようとしたのですが、なんだかよくわからないので、アポなしでハノイの支店に行ってみたところ、「じゃあ今から手続きに行こう」と、パスポート証明書や投資用口座開設に同行してくれました。
私は役所への手数料を払ってサインするだけでした。

私が行ったときたまたま暇だったのかもしれないので、日本からアポなしで行くのはお勧めしません。
また、金融関係の法律は頻繁に変わるので、口座開設の要件や必要書類が変わることもあります。
「せっかくベトナムに行ったのに口座開設できなかった」
と言われても私は責任とりませんのでご了承ください。
なお、頻繁に売買する人はVNダイレクトのほうがコストが低く済むので、自分の投資スタイルから予想コストを計算してみてください。

参考記事▶ベトナム証券会社ランキング、取引手数料比較表

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自己紹介宮内健吾Ⓐ、29歳の時に資産たったの1500万円でセミリタイア。

少々の労働収入と投資収入でベトナム生活を満喫していたところ、コロナ禍で仕事を失い暗転。

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